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Ⅴ まとめ
以下に産生された不揮発性酸の処理について図10にまとめた。このように、酸塩基平衡では、緩衝系によるpH変動を少なくする仕組みと、肺(揮発性酸の排泄)、腎臓(不揮発性酸の排泄と消費したHCO3-の再生)が重要な役割を果たしている。SectionⅡの図2と併せて参照されたい。

参考文献
1)飯野靖彦:一目でわかる血液ガス第2版, メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2013
2)飯野靖彦:日腎会誌, 43(8), 621-630, 2001
3)レジデント, 6(9), 医学出版, 2013
4)レジデントノート, 14(6), 羊土社, 2012
5)福井俊夫:酸塩基平衡の基礎と臨床(内科篇), 真興交易(株)医書出版部, 1980