『風が当たっても痛い』といわれる痛風発作では、関節が「赤く」「腫れあがり」、我慢ができないほどの「激痛」を伴います。痛みは、ぶつけたり、ひねったりといった原因がないままに、突然起こります。また、一度の発作で痛むのは多くの場合は1ヶ所です。もっとも多い足の親指の付け根の関節での痛風発作では、歩けないどころか、靴下さえ通せないほどの激痛も少なくありません。
痛風発作は、短い人で3日間程度、長い人でも7~10日間程度で症状が自然におさまります。
また、痛風発作では、発作の直前にムズムズする、ピリピリする、違和感があるなどの前兆症状を自覚する場合があります。
痛風が慢性化した場合、筋肉や皮下に尿酸の結晶のかたまり(痛風結節)ができることもあります。
痛風発作の起きやすい部位は、足の親指の付け根の関節です。
痛風発作がもっとも起こりやすいのは、拇趾(足の親指)の付け根の関節です。そのほか、手指、肘、膝などの関節、アキレス腱に起こることもあります。
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